Communication
ソーシャル時代の「ハイブリッド・コミュニケーション」
2011年11月18日 1:14:33
デジタルな時代、リアルな人間関係
時代はデジタル。インターネットがなかった頃の仕事や生活が想像できないほどです。ソーシャルメディアの到来で益々ネットを介したバーチャルな人間関係が当たり前になってきています。しかし、こんな考え方もできるのではないでしょうか?
性別も顔も隠したままコミュニケーションできるデジタル&バーチャルなコミュニケーションが普及するほど、人々は生身の人間、本当に存在する人とのコミュニケーションを求めるようになる。その第1ステージがソーシャルメディアそのもの。ソーシャルメディアを介して、本当の家族や知人友人を繋がり、リアルな関係を持てるその他の人たちと出会います。
さらに、既に兆しが見えている通り、ソーシャルメディアは次のステージへと発展しようとしています。普及はまだですが、フェイスブックやGoogle+が提供するビデオチャットなどが、この第2ステージ。映像と音声を使って、ソーシャルメディアの中でリアルタイムで会話をします。これは趣味的な使い方から、企業によるコンテンツやサポート提供まで徐々に広がっていくことでしょう。
フラットなデジタルコミュニケーション
インターネットとソーシャルメディアの普及で、デジタル世界でのコミュニケーションがフラットな関係になりつつあります。ツイッターでは、性別、年齢、職業、地域などにまったく関係なく対等なコミュニケーションが可能です。フェイスブックでは、生活パターンや行動範囲に左右されずに、大切な人たちと日常的に連絡を取り合うことができます。
インターネットがあれば、気兼ねすることなく、誰とでも率直なコミュニケーションができるのです。
しかし、リアルではどうでしょう?実際の職場や学校、近所、家庭の中では、やはり自分の属性や立場によって思うように自己主張できない場面が多くあります。そんな環境の隔たりも、今後は重要な課題になってくるのではないかと私は考えています。
21世紀型の「ハイブリッド・コミュニケーション」
ソーシャルメディアからヒントと刺激を得て、リアルな対人関係も、より対等にしていきたい。どんな立場の人でも、偏見無しにしっかりと聞いてもらえる社会を目指していきたいという願望のもと、私は21世紀型「ハイブリッド・コミュニケーション」を提案します。
企業や組織、学校や家庭内でも、必ず立場上説得力を持てないコミュニケーション弱者が存在します。もっと視野を広げれば、英語力がない日本人は男性も含めて、グローバルな舞台におけるコミュニケーション弱者です。一つも自己主張する前から、自分が弱者である意識に自信を失っている現象もよく見かけます。
これを制覇すべく、パラスではソーシャルメディア、社会学、そして世界65地域で展開されているネゴシエーションリソースインターナシャルの交渉力理論を融合した「ハイブリッド・コミュニケーション」研究を進めてまいります。2012年には、女性のための説得力講座などを展開する予定です。
ソーシャルメディアがテキスト情報やサイト共有からリアルタイムなビデオチャットの第2ステージに移行する前に、一人一人が生身の人間として、社会的偏見や固定観念の壁を乗り越えるためのハイブリッド・コミュニケーションを見に付けることを私は願っています。
立場をわきまえつつ、しなやかにパワーを発揮できるコミュニケーションスキル、それが21世紀型「ハイブリッド・コミュニケーション」です。









