Communication

子供にもできる交渉テクニック2013年02月05日 AM 11:30

特に指導しているわけではないのに、うちの9歳の娘は交渉テクニックの達人です。

子供は、大人に提供する物理的な価値(お金、商品やサービス)を持っていないので、これという交渉力がなさそうに思えますが、だからこそ高度なテクニックが必要になるのですよね。

うちの子の腕前をご覧くださいませ!

 

私 「あと15分で宿題終わらせてね」

娘 「えええー!?15分で?無理無理!」

私 「無理じゃない!さっさとやって!」

娘 「じゃあ15分で終わったら、一緒に遊んでくれる??」

私 「何言ってるの?もうお風呂の時間でしょう!」

娘 「じゃあ、お風呂一緒に入ってくれる?ママがシャンプーしてくれる?そしてお風呂が早く終わったら、ゲームしていい?」

私 「うーん、分かったわよ。とにかく早く宿題!」

娘 「ママ大好き~♡」

 

一見、ごく普通のやり取りに見えるかもしれないけど、実はこんな場面でも娘は高度な交渉テクニックを披露しているのです。

見てみましょう。。。

 

私 「あと15分で宿題終わらせてね」

娘 「えええー!?15分で?無理無理!」

ここでは、私の要求(15分で終わらせること)に対する驚きと抵抗を示しています。たとえ簡単なことでも、自分にとっては大変なことなのだと相手にアピールすることで、最終的に同意した時のありがたみを作っておきます。また、交換条件を出した時に受け入れてもらいやすくなります。

 

私 「無理じゃない!さっさとやって!」

娘 「じゃあ15分で終わったら、一緒に遊んでくれる??」

ここでは、ただ相手の要求を受け入れるのではなく、交換条件を出しています。どうせ同意するならば、一つ得しておこうという戦略です。さらに、娘が最初に出した要求は無理なこと。母親の私にとって、就寝前の忙しい時間に娘の遊びに付き合うことはとても受け入れられないということを分かっていながら、これを第一要求として出しておきます。これによって、次の要求が比較的受け入れやすくなるということを狙っての戦略です。

 

私 「何言ってるの?もうお風呂の時間でしょう!」

娘 「じゃあ、お風呂一緒に入ってくれる?ママがシャンプーしてくれる?そしてお風呂が早く終わったら、ゲームしていい?」

なんとも欲張って、ダブル要求!わが娘の髪の毛は長くて、洗うのが手間なのです。もう9才にもなったのだから、本当は自分で洗ってほしいところですが、遊びに付き合わされるよりはまし。そんな母親の心理を読んでの要求です。そのうえ、お風呂が早く終わるというメリットを香らせて、ゲームをする許可まで要求!交渉事は、粘り強い人の勝ち。もうさっさと話をつけたい私は、後半戦で力尽きてしまいます。

 

私 「うーん、分かったわよ。とにかく早く宿題!」

娘 「ママ大好き~♡」

それでも最後の一押し!私が同意したとたんに可愛らしい声と表情で「ママ大好き~♡」というご褒美!これは「娘の要求を受け入れると良いことがある」ということを印象つける強烈なコンディショニング(習慣付け)テクニックです。そのうえ、宿題は見事に15分ぴったりで終わります。

交渉力の講師をしている私が娘の手のひらで踊らされているようで、とても複雑な気持ちですが。武器がない人ほど、素手の戦いが得意なんですよね~。自分にできることは、すべて実践せよ。そんなことを毎日子供から教えてもらっています!

 

投稿者:Yumi Hirahara

記事のリンク:http://pallasnet.com/communication/433/

「独り言」もコミュニケーション2012年04月18日 PM 08:20

ソーシャルメディアとともに広まってきた言葉「シェア」。

 

しかし私たちは、言葉のない動物から人間へと進化した時から「シェア」しているんですよね。そう、言葉って、私たちが考えることや感じることを他人とシェアするための道具なんですよね。

 

言ってみれば、当たり前だったり(^^;)!

 

では「独り言」って何でしょうか?独り言こそシェアを目的としてないのかな~?

 

 

「独り言ってなんだろう?」

と、考えてみたことないですか?これも実は人間のシェアしたい気持ちの表れなのではないかしら?

 

私が思うには、独り言には大きく分けで2種類あります。

 

 

1:話し相手がいない時に言う「聞き手を求めた独り言」

ふと思いついたこと、感じたこと、「こうしたいよ~!」という願望や、「なんとかしてくれ~!」という要求を本当は誰かに伝えたいわけです。でも、その時に誰もいなかったら?自分から自分に伝える?とにかう声に出して言ってみれば、ちょっと満足したりしますよね。良く言うでしょ?「自分に言い聞かせる」とか「自分を慰める」とか「自分を褒める」とか?でも、本当は誰かとシェアしたいわけでしょう??

 

 

2:本当に伝わったら困るからこっそり言う「やばい独り言」

強い思いがあるけど、本当に誰かにこんなことを言ってしまったら、後が大変!という場合、賢い人は黙っています。当たり前?たとえ真実であろうが、誰かを傷付ける、自分や身近な人の評価に悪影響があるようなことは、言わないほうが正しかったりしますね。

 

まあ、たまには、ふと思いついた時、そこに話し相手がいたとしても、もごもごと独り言として発してしまう。「え?なんか言った?」と問われても、「う、ううん、何でもないよ」としらばくれる。そんなやりとりも、身に覚えがある人は多いのではいでしょうか?私だけじゃないですよね(汗)?

 

このタイプの独り言の場合、シェアしたいのが本心。でも、その影響力を考慮して、あえてシェアしない。

 

 

独り言 on ソーシャルメディアの留意点

ソーシャルメディアは、相手がそこにいなくても、独り言を発信できる場でもありますね。独り言の種類から考えると、それぞれに関する留意点があります。

 

1つ目の「聞き手を求めた独り言」は、反応が欲しいならフェイスブックで投稿しましょう。特に発散したいだけならツイッターが良いかも。ただし、自分のイメージに全てが反映されるので、ネガティブ発想の独り言は極力さけるか、ツイターの匿名アカウントからの発信にしておくのが無難ですよね。

 

2つ目の「やばい独り言」は、原則的にソーシャルメディアでシェアすべきではありません。はい。匿名アカウントだからといっても、人を傷つけるような内容はNGです。人間であり、言葉を扱う以上、誰にも心に留めておいてほしいことですね。残念ながら、人間らしい行動ができていない人も世の中には存在しますが・・・(あ、こういうことを言ってはいけなかった(汗、汗!!)

 

ということで、独り言。私たちには重要なコミュニケーション法の一つです、良く考えてみれば。これからもお互いに気持ち良く「シェア」できるように、独り言もコミュニケーションであることを再認識したいですね♪

 

投稿者:Yumi Hirahara

記事のリンク:http://pallasnet.com/news/206/

人間関係はコミュニケーション2011年12月07日 PM 08:22

「なぜ結婚しない人がいるの?」

と、8才になったばかりの娘に聞かれました。

子供の素朴な疑問って、実は結構複雑な現実を指摘するものです。

 

家族でも、友達でも、同級生や同僚でも、人間関係はコミュニケーションではないかと思います。家族や学校、会社というコミュニティは、必ずしも自分が選んだ人たちだけで構成されているわけではいので、いろいろストレスもあります。しかし、友達や恋人は選べます。繋がってみては離れることもできます。でも、結婚となると、あえて一人のパートナーと新たなコミュニティを作ろうとするわけですから、相当な決心が必要ですよね。

 

コミュニケーションが得意な人なら、様々なコミュニティに積極的に参加できますし、結婚という言葉にもそれほど恐れを感じないはず。でも、人とのコミュニケーションを面倒に思ったり、自分は不得意だと思っている人こそ、結婚を躊躇してしまうのではないでしょうか?

まあ、それは適当な相手が現れてからのことですけどね(^^)

 

娘には「良い相手が見つからないんじゃないかな~?」と答えてみたところ、娘は「私は大丈夫。誰でも好きだから」と言いました(汗)!

そこでママは慌ててこう返してみました。

「誰にでも素敵なところと、嫌なところがあるでしょ?その人の素敵なところを好きになるのは簡単ね。でも、結婚する前に考えなければいけないことは、その人の嫌なところをずっと許してあげられるか?なのよ。」

いつもなら、生意気な返事をしてくる娘、今回ばかりは無言でマジマジと考え込んでいました(笑)

 

日常的な些細なことなら、コミュニケーションで解決できるけど、性格的なことは「許す」か「我慢する」かになるのでしょうか?それにしても、気になること、神経に触ることなど、相手を傷つけることなく上手に伝え合うことができれば、世の中はもっと住みやすくなるのになぁ~、とつくづく思います♪

 

 

投稿者:Yumi Hirahara

記事のリンク:http://pallasnet.com/news/208/

ソーシャル時代の「ハイブリッド・コミュニケーション」2011年11月18日 PM 02:23

デジタルな時代、リアルな人間関係

時代はデジタル。インターネットがなかった頃の仕事や生活が想像できないほどです。ソーシャルメディアの到来で益々ネットを介したバーチャルな人間関係が当たり前になってきています。しかし、こんな考え方もできるのではないでしょうか?

性別も顔も隠したままコミュニケーションできるデジタル&バーチャルなコミュニケーションが普及するほど、人々は生身の人間、本当に存在する人とのコミュニケーションを求めるようになる。その第1ステージがソーシャルメディアそのもの。ソーシャルメディアを介して、本当の家族や知人友人を繋がり、リアルな関係を持てるその他の人たちと出会います。

さらに、既に兆しが見えている通り、ソーシャルメディアは次のステージへと発展しようとしています。普及はまだですが、フェイスブックやGoogle+が提供するビデオチャットなどが、この第2ステージ。映像と音声を使って、ソーシャルメディアの中でリアルタイムで会話をします。これは趣味的な使い方から、企業によるコンテンツやサポート提供まで徐々に広がっていくことでしょう。

 

フラットなデジタルコミュニケーション

インターネットとソーシャルメディアの普及で、デジタル世界でのコミュニケーションがフラットな関係になりつつあります。ツイッターでは、性別、年齢、職業、地域などにまったく関係なく対等なコミュニケーションが可能です。フェイスブックでは、生活パターンや行動範囲に左右されずに、大切な人たちと日常的に連絡を取り合うことができます。

インターネットがあれば、気兼ねすることなく、誰とでも率直なコミュニケーションができるのです。

しかし、リアルではどうでしょう?実際の職場や学校、近所、家庭の中では、やはり自分の属性や立場によって思うように自己主張できない場面が多くあります。そんな環境の隔たりも、今後は重要な課題になってくるのではないかと私は考えています。

 

21世紀型の「ハイブリッド・コミュニケーション」

ソーシャルメディアからヒントと刺激を得て、リアルな対人関係も、より対等にしていきたい。どんな立場の人でも、偏見無しにしっかりと聞いてもらえる社会を目指していきたいという願望のもと、私は21世紀型「ハイブリッド・コミュニケーション」を提案します。

企業や組織、学校や家庭内でも、必ず立場上説得力を持てないコミュニケーション弱者が存在します。もっと視野を広げれば、英語力がない日本人は男性も含めて、グローバルな舞台におけるコミュニケーション弱者です。一つも自己主張する前から、自分が弱者である意識に自信を失っている現象もよく見かけます。

これを制覇すべく、パラスではソーシャルメディア、社会学、そして世界65地域で展開されているネゴシエーションリソースインターナシャルの交渉力理論を融合した「ハイブリッド・コミュニケーション」研究を進めてまいります。2012年には、女性のための説得力講座などを展開する予定です。

ソーシャルメディアがテキスト情報やサイト共有からリアルタイムなビデオチャットの第2ステージに移行する前に、一人一人が生身の人間として、社会的偏見や固定観念の壁を乗り越えるためのハイブリッド・コミュニケーションを見に付けることを私は願っています。

立場をわきまえつつ、しなやかにパワーを発揮できるコミュニケーションスキル、それが21世紀型「ハイブリッド・コミュニケーション」です。

 

 

投稿者:Yumi Hirahara

記事のリンク:http://pallasnet.com/news/211/

女性がビジネスで活躍する時代が今?2011年10月27日 AM 09:51

今日、私にとって興味深い英文記事を読みました。

「女性がデジタル時代の起業家に最適である理由」
http://mashable.com/2011/10/25/women-entreprenuers/

その記事の一部を紹介しながら、私なりの考えもまとめてみようと思います。

米国では、2011年に米国史上初めて、女性が労働者の過半数をしめたそうです。また大学卒業生の57%が女性という時代にもなったと報告されています。まだまだ企業の経営者層は男性が多い現状の中でも、一部の高所得職種では女性人口が追い上げてきている様子もあります。米国の会計士の54%、弁護士の45%、そして金融と保険業界の労働人口の50%が女性です。

でも、一番女性が成長している分野というと「起業」なのですね。男性起業家によって設立された新規事業数は昨年比でわずか25%増のところ、女性起業家によって開業された新規事業数は昨年比で50%増です。結果、米国の事業所全体の49%が女性起業家によって開業された事業ということになったそうです。

この記事によると、少なくても米国では、今後ますますビジネス界で女性の活躍の場が増えていく。場合によっては女性がビジネスを支配する時代が来るのではないかと語っています。なぜならば、今、そして今後のデジタル時代には、今まで女性の妨げになっていた壁の崩壊と、女性特有のスキルの重要化が進行することが予想されると書かれています。

デジタル社会では、現場にいる必要性がなくなるバーチャルかつモバイルな働き方が可能になります。また低コストで活用できる便利なツールやサービスによって、勤務時間の自由化も進みます。家庭とキャリアの両立、子育てや介護をしながら無理なく働くことがますます現実的になってきます。

インターネット上で取引が完結するソーシャルな今、最もビジネスが必要とする人間的スキルが女性特有のものばかりだという説もあるようです。今の時代を切り開くビジネスに必要な女性的スキルには、言葉での表現力と他人との協調性、相手の話をよく聞き良く理解するリスニング力、競争するのではなく誰とでも協力関係を作るコラボレーション力などがあげられています。また、女性はリスクを嫌うことが多く、健全な手段を選びリスク回避をする慎重さも、信用と高感度がものをいう現在のビジネス環境に適しているとも言えます。

ただし、リスクを嫌うという性質は弱点にもなります。女性起業家による事業は、小規模にとどまることが多く、収益も、雇用機会も、男性起業家による事業には負けています。また、ベンチャーキャピタルのほとんどが男性起業家に投資されているという現状もあります。

女性があえて事業の拡大を望まないということもありますが、社会に有益な事業であれば、その事業の拡大を特に支援する工夫があっても良いかと、私は考えます。

遺伝子による性別的なものか、社会によってコンディショニングされたジェンダー的なものか、その原理は明白ではないけれど、女性と男性の行動や思考には確かな違いがあります。その違いを理解することも、今後のビジネスや生活の中で、より良い結果を求めるための大事な手段になるのではないかと思います。

投稿者:Yumi Hirahara

記事のリンク:http://pallasnet.com/communication/467/

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